(社)エレクトロニクス実装学会では,今般,若手社員や新入社員向けのはんだ付け実技を伴う講習会「実装技術入門講座」を開催致します。
エレクトロニクス産業を支えるプリント配線板製造技術や電子部品の搭載技術は,電子機器の小型化や高機能化にともなって,年々著しい発展を遂げております。
本「実装技術入門講座」は,単に電子部品をプリント配線板に搭載することと短絡されて考えられている「実装技術」を,もっと広げて「電子機器製造に係わるインターコネクション技術」ととらえ直し,プリント回路の設計に携わる方々にも実装上の問題を知っていただくと共に,実装に従事する方々には回路設計がどのように行われているのかを知っていただくことを主眼に企画致しました。
配線板の材料と実装に適する回路設計,電子部品の種類と実装形態の変遷など基礎的なレベルの講義に,簡単な電子機器の組立,はんだ付けなどの実習を加えて,『実装技術』を修得していただきます。
なお,講義のレベルは,「プリント回路および実装関連業務従事1 - 2年」程度を一応の目安と考えていますが,営業マンの方や新入社員の方が参加されても大いに役立つ内容がじっくりと講義されます。関連する周辺分野の方々も大いに参加下さるようお願い致します。 |