当関西支部は、これまで技術講演会、若手研究会、関西ワークショップなどの独自企画と、学会行事への積極的支援を行い、関西地域の活性化を図ってまいりました。今後とも、学問，産業の発展，さらに、優秀な人材の育成に貢献してまいります。一方、数年来の課題として、適正かつ持続可能な支部運営体制の確立があります。これまで築いていただきました基礎の上に、役員全員の力を結集して、優れた体制を確立してまいります。

　さて、エレクトロニクス実装の対象は、サーバ、ネットワーク、モバイルなどの情報分野から、自動車、ロボット、パワーエレクトロニクス、さらに、メディカル分野へと拡大しています。また同時に、実装技術は、低炭素社会の実現に向けた基盤技術であり、”もの”として世の中に出すための必須技術であると認識され、大きな期待が集まっています。今まさに、世の中の動きに敏感であり、タイムリーに有益な情報を提供することが求められています。このような中、これまで以上に、他学会との連携を深めるとともに、会員の皆様のご要望と大いなる不満に耳を傾け、新たなる試みを進めてまいりたいと考えています。

　微力ではございますが，会員の皆様、エレクトロニクス実装学会、そして当関西支部が発展できますよう尽力してまいります。皆様のご支援，ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

2014年5月23日