カーエレクトロニクス研究会委員募集
カーエレクトロニクス研究会主査 三宅 敏広
このたび、カーエレクトロニクス実装技術に係る、新しい研究会を発足することになりました。
つきましては、以下のスコープの技術分野について、技術的な議論、研究会の方向性に関する討論、講師招聘に関する提案、公開研究会の立案、講演大会でのセッションのアレンジ、他団体との討論など、積極的に発言・行動していただける研究会委員を募集します。
参画ご希望の方は、
①お名前、②ご所属・部署名、③連絡先email、④JIEP会員の種別、⑤表1にある実装技術分野のうち得意とする技術分野と関わり(数行程度)を記載して、事務局あて、9月8日(月)までにe-mailでお申込み下さい。
なお、活動に対して、委員旅費・謝金の支給はありません。
問合せ先:エレクトロニクス実装学会カーエレクトロニクス研究会事務局
info.car_ele@jiep.or.jp
(「@」を半角に変えて送信下さい)
カーエレクトロニクス研究会設置趣旨
自動車の電子制御は、ガソリンエンジンの制御から始まり、現在では、走る、曲がる、止まるという自動車の機能の多くが電子制御されるようになってきている。さらに今後の自動車に期待される進化は、安全、快適、低環境負荷というベクトルを持ち、車両の外側との情報通信、車両制御の高機能化・高精度化など、カーエレクトロニクスの多様化、高機能化が益々求められるようになってきている。このような方向性の中で、自動車用制御システムの実装技術に対しては、①システム化(ECU統合によるシンプル化&高機能化)に対応する、小型、高耐熱、高耐振実装技術、②電動化(制御の高機能・高性能化)に対応する、アクチュエータ一体・大電流対応実装技術 等の飛躍的技術革新が求められている。また、このような実装技術は、主にメカトロニクス分野として、ロボットや医療機器の分野とも共通項が多く、これらの分野を融合した新しい価値の提案も含めて世界に先駆けて技術開発を推進していくことが重要となる。
本研究会は、その革新に向けた研究の場を提供するとともに、関連研究、関連産業技術の活性化に貢献することを目的とする。
本研究会のスコープ(扱うコア領域)案を表1に示す。
表1 カーエレクトロニクス研究会 スコープ案
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