社団法人エレクトロニクス実装学会
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エレクトロニクス実装学会
2007
サマーセミナー
「高速伝送と電磁シールド -シールドからなぜ放射がでるのか-」

 本年も恒例のサマーセミナーを開催いたします。
 今年のテーマは「高速伝送と電磁シールド」です。
 高速ディジタル回路の実装で、シールド対策したはずなのにノイズで誤動作したということはありませんか。今回、電磁シールドに関して、材料から、ケーブル、コネクタ、筐体に至るまで、幅広く、基礎技術、応用技術とその実例を挙げます。ぜひ、このチャンスに皆さんと議論いたしましょう。
 また、昨年に引き続き、EMC設計技術実践講座(低ノイズ研究会)からは、複数のチームが、同じ回路で、別々のプリント配線板を設計、実測し優劣を競った結果を報告します。
 他では聴けない盛りだくさんの話題を用意しました。皆様奮ってご参加ください。
学生会員の参加費を設定しました。
すでにお申込み済みの学生会員の方は、事務局あてにご連絡ください。
日 時: 2007年8月28日(火)9:30-16:50 (受付9:00より)
場 所: 科学技術館 サイエンスホール
東京都千代田区北の丸公園2-1
案内図 http://www.jsf.or.jp/map/
東京メトロ竹橋駅徒歩7分
参加費: 正会員, 賛助会員 8,000円, 学生会員 5,000円, 非会員 12,000円
(テキスト代,技術交流会費,消費税込み)
定 員: 200名
申込み: 裏面の申込書 に必要事項を記入のうえ、事務局宛にFAX(03-5310-2011)でお送りください。
受付後、参加票と請求書をお送りいたします。
主 催: 社団法人エレクトロニクス実装学会 電磁特性技術委員会
本サマーセミナーのお問い合わせは下記にお願い致します。
(社)エレクトロニクス実装学会 事務局 サマーセミナー係
〒167-0072 東京都杉並区西荻北 3-12-2
Tel: 03-5310-2010  Fax: 03-5310-2011
http://www.e-jisso.jp/
プログラム:
 9:30-9:35 イントロダクション
井上 博文(電磁特性技術委員会委員長, 日本電気)
 9:35-10:10 ①電磁シールドと材料評価の基礎
三枝 健二(日本大学)

  本講演では、まず電磁シールドの基礎として、電磁波がシールド材料を透過する際の減衰のメカニズムについて解説します。次に、現在までに提案されている代表的な材料のシールド効果測定法について解説します。
 10:10-10:45 ②筐体EMC技術の基礎
越地 耕二(東京理科大学)

  筐体のEMC技術の基礎として、筐体の共振、開口部を有する筐体の共振、開口部からの電磁波放射、開口部を有する筐体のイミュニティなどについて解説します。
 10:45-11:20 ③開口と接続部を有する筐体のシールド
王 建青(名古屋工業大学)

  金属筐体の開口部、異なる面の接続部、及び金属メッキプラスチック等を対象に実例を示しながら、それらによるシールド特性への影響の予測手法、解析技術及び得られた知見を紹介します。
 11:20-11:55 ④信号伝送系のアンバランスとコモンモード放射
渡辺 哲史(岡山県工業技術センター)

  高速信号伝送において、差動線路における構造や動作の非対称性に起因する コモンモードおよび線路構造の平衡度バランスが崩れていることに起因する コモンモード放射の発生機構について述べます。
 11:55-13:00 昼休み
 13:00-13:30 ⑤2006年度EMC設計実践講座からの報告
[第1部] EMC設計技術実践セミナーの結果からいえること
久保寺 忠(システムデザイン研究所)

  専門書から得る知識は大変多い。しかし設計現場に応用するにはそれなりの経験が必要です。ここではモデル回路をベースにEMI低減の観点から議論を重ね、基板を設計、評価した実践セミナーの活動結果を紹介します。設計のツボにいくつ気づかれるでしょうか。
 13:30-14:00 [第2部] EMC設計実践講座からの報告
佐々木 智江(パナソニックエレクトロニックデバイス)

  第二回EMC設計実践講座において、我々のグループではノイズ対策はコストとの考えから、対策部品を追加せずに低ノイズ化することをめざしました。本セミナーでは設計で注意した点について報告いたします。
 14:00-14:35 ⑥不平衡度の違いによる放射ノイズの可視化
池田 浩昭(日本航空電子)

  各プリント配線板の特性インピーダンスが等しくても、不平衡度が異なると、予想以上の放射ノイズを発生します。不平衡度の違いによる放射ノイズの発生メカニズムをシミュレーションによるアニメーションで解説します。各プリント配線板の特性インピーダンスが等しくても、不平衡度が異なると、予想以上の放射ノイズを発生します。不平衡度の違いによる放射ノイズの発生メカニズムをシミュレーションによるアニメーションで解説します。
 14:35-14:50 休憩
 14:50-15:25 ⑦シールドケーブルから輻射されるノイズのモード別特性とそのノイズ対策
東 貴博(村田製作所)

  差動伝送のノイズ対策は、信号線路にコモンモードチョークコイルを挿入します。 しかしながら、シールド付ケーブルを用いた場合、そのシールドにコモンモードノイズが流れると、ノイズが輻射し問題となる場合があります。そこで、ノイズをモード別に測定するとともに、シールドにノイズが流れる場合について、そのノイズ対策手法を紹介します。
 15:25-16:00 ⑧ケーブル・コネクタの遮蔽性能について
安部 知明(フジクラ)

  10Gbpsレベル、それ以上の高速伝送においても電気(copper)は使用されます。それにともない伝送路としてのケーブルとそれに接続されるコネクタの遮蔽性能は、ますます重要となります。ケーブル、コネクタのいくつかの基本的なシールド構造と伝達インピーダンス、EMI等の測定方法、とその性能を比較します。
 16:00-16:35 ⑨導電性ガスケットの特性と使用事例
遠藤 史健(太陽金網)

  導電性ガスケットはさまざまな種類があり、機器の使用される環境によって使い分けが必要となります。ここでは使用事例を用い、ガスケットの特徴を説明します。
 16:35-16:50 Q&Aとフリーディスカッション
 17:00 技術交流会
※当日、時間などが変更される場合があります。ご了承ください。
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