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1.日時: |
2012年11月27日(火)13:30~17:00 |
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2.場所: |
回路会館 地下会議室
JR中央線西荻窪駅下車徒歩約7分
〒167-0042 東京都杉並区西荻北3-12-2
TEL.03-5310-2010
地図 →http://www.e-jisso.jp/intro/intro07.html |
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3.テーマ: |
回路・実装設計におけるグラウンドとEMC
サブタイトル:平衡/不平衡伝送線路と放射
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4.プログラム: |
※講演は発表25分+質疑応答5分
○13:30~13:40 開催挨拶
○13:40~14:10
- 講演タイトル:
- シールド付ツイストペアケーブルの実装方法とノイズ耐性の評価
- 講演者:
- 渡邊陽介,岡尚人(三菱電機株式会社)
- 要旨:
- 近年の高速差動伝送の適用拡大に伴い,ノイズ耐性が高いとされるシールド付きツイストペアケーブルが用いられることが多くなっている.本発表では,シールド付きケーブルの端末におけるシールド導体の接地条件等を評価した結果から,ノイズ耐性を高めるためのケーブルの実装方法について検討した事例を紹介する.
○14:10~14:40
- 講演タイトル:
- モード等価回路を用いた多線条配線のコモンモード解析
- 講演者:
- 豊田啓孝 (岡山大学)
- 要旨:
- 多線条配線では,グラウンド(帰路)の取り方により複数のコモンモードの存在することが混乱を招いている.コモンモード解析のため,線路の平衡度に着目し,異なるモード間の結合を回路論的に取り扱う手法を説明する.さらに,本手法をケーブルを介した伝送系に適用し,回路シミュレータを用いた解析例を紹介する.
○14:40~15:10
- 講演タイトル:
- 平衡・不平衡伝送路における電磁界シミュレーターによるノイズ解析
- 講演者:
- 上田千寿((株)エーイーティー)
- 要旨:
- STPなどの差動伝送路の接続部の平衡不平衡によりコモンモード電流を生じる現象について3次元電磁界シミュレータを用いた検証を行った。信号励振ポイントから多列伝送配線への接続方法をさまざまに変化させ伝送特性や放射特性の解析結果を説明する。そして磁界強度分布を可視化することでその高周波電流の挙動ついて理解を深めた。
○15:10~15:20 休憩
○15:20~15:50
- 講演タイトル:
- プリント基板上の配線における平衡度不整合によるコモンモード電流の発生
- 講演者:
- 渡辺哲史 (岡山県工業技術センター)
- 要旨:
- プリント基板上のマイクロストリップ線路において,帰路となるグラウンド面が十分に確保されない場合にコモンモード放射が発生する.この発生のメカニズムを平衡度の観点から説明し,グラウンド面の幅,グラウンド端近接配線による発生量の計算/実験例を示す.また,この応用例としてガードトレース設計に適用した場合を示す.
○15:50~16:20
- 講演タイトル:
- 非対称差動伝送線路の電磁放射特性
- 講演者:
- 萓野良樹,井上浩 (秋田大学大学院工学資源学研究科電気電子工学専攻)
- 要旨:
- 差動伝送への移行は,高速・小振幅化における必然的な流れであるが,幾何学的に非対称な差動伝送線路構造は不平衡を増大させる要因となる.本稿では非対称差動伝送線路からの電磁放射特性を明らかにすることを目的として,非対称構造がMixed-modeSパラメータ,近傍電磁界,放射電界に与える影響を検討した例を紹介する.
○16:20~16:30 休息
○16:30~17:00 パネルディスカッション
○17:30 終了
プログラムは変更になることがあります。ご了承ください。
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5.定員: |
100名(先着申込順 定員になり次第締切ます) |
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6.参加費: |
(テキスト代、消費税込み)
正会員 :3,000円
賛助会員 :3,000円 (無料クーポン券使用可 注参照)
シニア会員 :2,000円
学生会員 :2,000円
非会員 :5,000円
会員外の学生:2,000円
注:利用の場合は1枚まで、クーポン券の番号を記入して事前登録しないと無効
*参加費は当日会場受付にて徴収します。釣り銭のないようにお願いします。
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7.申込方法: |
申し込みはここから。登録されますと参加票が返信されます
★申し込みをキャンセルされる場合はこちらへ。
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8.問合せ先: |
エレクトロニクス実装学会 事務局 03-5310-2010
info@jiep.or.jp |