- 12:30~ 受付
- 〇講演
13:00~14:20(基調講演1)
- 「自動運転の現状とそのキーテクノロジー」
名古屋大学 二宮 芳樹
<講演概要>
自動運転は,自動車の従来課題である交通事故,渋滞,環境負荷や新たな社会課題である高齢化,地方過疎などへの解決策として期待が高まっている。自動運転は一般公道でのテスト走行が幅広く行われるレベルに到達しており,それを可能にしたキーテクノロジーは,1)高空間分解能な光学式距離センサの利用,2)高精度な3次元の道路地図の利用,3)実路での走行データに基づく学習ベースの認知・判断などの知能処理の実現の3つと考えられる。
(休憩)
- 14:40~16:00(基調講演2)
- 「自動運転に向けたイメージセンサ関連技術の動向
~レンジファインダ,空間光通信,運転者モニタ~」
静岡大学 川人 祥二
<講演概要>
自動運転の時代には,運転者の眼の代わりをなすイメージセンサが1つのキーデバイスとなる.本講演では,自動運転の時代に広く利用されることが期待されるレンジファイダ,空間光通信用,運転者モニタ等の実現にむけたイメージセンサ技術を紹介し,今後求められる技術開発の課題について議論する。
(休憩)
- 16:10~16:50
- 「クラリオンの自動運転への取り組み」
クラリオン 中村 淳哉
<講演概要>
自動運転が話題になることが多くなってきた昨今、クラリオンでもこれまでに培ってきたカメラ・画像処理技術をベースに自動運転車両に必要となる車両周辺認識技術の開発を進めています。自動運転可能な車両は最低限、自車周辺、特に近傍の安全を確保する必要があります。自動運転レベル2,3では加速・操舵・制動のうち複数または全ての操作をシステムが行う状態になります。法整備の「課題」はあるものの2016年には量産化への開発スピードが一段と上がっていきます。そのような中、クラリオンは日立オートモティブシステムズ株式会社と連携し、カメラだけでなく、その他の外界認識センサーを利用し、それらをフュージョンすることでより正確な周辺監視を可能にすべく開発を進めています。本発表ではそれらクラリオンの取り組みについて紹介します。
- 16:50~17:30
- 「車載ミリ波半導体技術と実装技術の今後について」
デンソー 山浦 新司
<講演概要>
自動車用ミリ波レーダーはクルマの安心・安全力強化だけでなく、自動運転実現に向けたキーデバイスとしても注目されている。本発表では、自動車用ミリ波レーダーの原理、これに用いられる半導体素子技術、実装技術及び今後の技術課題・展望について述べる。
- 〇技術交流会:(未定)(17:45~18:45頃)
※プログラムは変更になることがあります。ご了承ください。
|