光インターコネクションはハイエンド機器内の配線から導入が始まっており、更なる採用の検討が進められています。その中で、光モジュールと光配線、並びに光配線どうしを接続する光コネクタは益々重要な技術と位置付けられます。そこで今回は、「進化する光コネクタ技術開発動向」として、光コネクタの基本技術から最新の開発状況、更に標準化動向を体系的に特集します。
　まず、光ファイバを接続するための基本技術の概説および、最新の技術と標準化動向について「千葉工業大学」の長瀬氏にご講演を戴きます。次に、最新の製品開発事例として、「多心レンズ結合型コネクタ」について「住友電気工業」島川氏より、「基板実装用光路変換型光コネクタ開発」について「フジクラ」西村氏より、光導波路フィルム用の多心光コネクタであるＰＭＴコネクタにおける接続損失発生要因および、組立・寸法特性評価について「白山製作所」竹崎氏よりご紹介を戴きます。
　なお講演終了後にポスターを見ながらのオーサーインタビューの時間も確保しており、皆様の有意義な意見交換を期待しております。是非、この新しい光回路実装技術の動向を把握するためにも、当研究会へご参加下さい。