MES2003開催報告
  2003年10月16日(木), 17日(金) / 大阪大学 コンベンションセンター

3.MES2003を終えて
   今回のMESは前年の反省を踏まえ,講演会場の大きさと参加者数を概略見積もってセッション割付を行いましたが,予想を上回って参加者が集中した会場では立ちながらの聴講や,会場に入りきれなかった参加者もありました。このことは次回への教訓として活かさなければなりませんが,反面,参加者の熱意と実装技術への期待の現れだと思います。各講演会場で議論された中からこれからの日本の製造業復活の鍵となる新しい技術が生み出されるものと期待しています。関東でスタートしたマイクロエレクトロニクスシンポジウムは,第9回目(1999年)から関西に会場を移し,今回で5回目を迎えました。その間,参加者は毎年増え昨年と今年は600名を越える参加者を集めました。本シンポジウムが関西地区で実装関連の新技術ならびに研究成果を議論する場として定着したものと思います。懇親会の席上,エレクトロニクス実装学会の関西支部が12月に設立されることが紹介されました。来年のシンポジウムは益々盛況になるものと確信しています。
   MES2003の成功要因は,会場を提供していただいた阪大関係者のご支援と,きめこまかい運営を行っていただいた組織委員,学生の皆様,それと最後まで熱心に議論していただいた参加者一人ひとりのご協力の賜物と思います。重ねて感謝申し上げます。
   尚,本シンポジウムの論文集は数に限りがありますが,希望される方はJIEPのHP(http://www.e-jisso.jp/)をご参照いただき,E-mail(info@jiep.or.jp)にてご請求ください。

(組織委員長/榎本 亮)


*研究機関:超先端電子技術開発機構(7件),大阪市立工業研究所,京都市産業技術研究所,物質・材料研究機構,各1件
 

MES2003講演会場風景

 

開催にあたって 会議の概要 セッション報告 MES2003を終えて