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ヘルスケアエレクトロニクス研究会

研究会設置の趣旨

高齢化が社会問題となっている中、ヘルスケアエレクトロニクスに対する期待は、益々大きくなっており、産業界の注目も高まっている。

血圧計、体組成計を始めとするヘルスケア機器においては、ウェアラブル化に向けて小型・軽量・低コスト化等が課題となっている。また、これらの機器で測定された健康情報を主治医やサービス会社等が情報ネットワークを通して収集・蓄積・統計処理を行い、健康を遠隔管理する技術の実用化も進んでいる。さらに、最近はウェアラブルな電子機器の進歩が著しく、健康・医療機器と合わせて、人にやさしいエルゴノミクスの観点からの開発も望まれている。

このような状況の中、形状や素材の硬さを含めた生体親和性や、生体近くに存在するエレクトロニクス故の高い安全性、あるいは生体環境に対する耐久性といったヘルスケアエレクトロニクス特有の技術の課題も顕在化しつつある。

これらの社会的・技術的期待に応えるため、本研究会は、アプリケーションやシステム/ソフトウエアと言った広い意味での実装技術まで視野を広げ、更に議論を深めるため、前身のヘルスケアデバイス実装技術研究会の名称をヘルスケアエレクトロニクス研究会と変更し、ヘルスケアエレクトロニクスの製品やアプリケーション、それらの要素技術、具体的には、ウェアラブル化技術、フレキシブルエレクトロニクス、無線技術、電源、センサ、アクチュエーターや、それら技術・製品の生体適合性・安全性・耐久性、洗浄(洗濯)耐久性、生体への設置・装着方法等などに関わるエレクトロニクス関連の技術に関して、調査・検討を行うことができる場を提供することを目的とする。

このため、本研究会では、学会会員を主対象として研究会を開催して、新技術を紹介するとともに、革新的新規技術に結びつくヘルスケアデバイス実装関連技術について、関連団体や関連企業と連携して、各種調査研究活動を行い、新技術の方向性・指針を探ることにより関連研究及び関連工業技術の活性化に寄与する。

活動内容

1)
エレクトロニクス実装学会の会員を主対象とした公開研究会等を年2~3回開催する。
2)
将来のヘルスケアエレクトロニクス技術に関し、関連研究団体や関連企業と協力して調査研究活動を行い、上記技術分野の方向性を探る。

公開研究会の開催など

詳細はイベントカレンダーをご覧ください。

過去の開催についてはこちら(旧WEBサイト)

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