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インテリジェント実装技術研究会

研究会設置の趣旨

2012年、機械学習アルゴリズムの一つであるDeep Learningが画像認識の分野において大きな成果を上げて以来、人の知的活動を支援するために、さまざまな分野でDeep Learningの応用が行われ、従来とは一線を画す結果を挙げつつある。また、これを契機として、Support Vector Machineなどの機械学習における他のアルゴリズムについても注目が集まっている。一方IoT技術は組込みシステムと通信技術の進歩に支えられ、実用の段階に到達しつつある。これらの技術の組み合わせ、すなわち、IoTデバイスによって情報を収集し、それらをクラウドサーバ上に蓄積し、そして機械学習アルゴリズムによって解析することで人の知的活動を支援し、さらに超える技術の確立と応用が期待されている。エレクトロニクス実装の観点からこのような流れを見ると、システム設計、回路設計、材料設計、プロセス技術、検査、などの分野と大きな関連があり、これを特にインテリジェント実装と呼び、これを支えるエレクトロニクス機器、実装技術とこれを利用する設計・検査の支援・自動化技術を研究する必要があると考えられる。

本研究会は、このインテリジェント実装技術を関連する分野に広く応用すると同時に、学会会員を主対象とした研究会を開催して、基本技術の紹介と応用技術の共有を行うとともに、人では考えつかなかった設計の成果を得られることを目標とする。また、得られた成果を関連産業において製品開発に応用することにより、日本のエレクトロニクス産業の優位性を確立して関連研究および関連工業技術の活性化に寄与する。

活動内容(2017年4月設置)

1) エレクトロニクス実装学会の会員を主対象とした公開研究会等を年2回程度開催する。
2) 人の高度知的活動を支えるためのハードウェア、ソフトウェア技術に関して、関連研究団体や関連企業と協力して調査研究活動を行い、インテリジェント実装技術の方向性を探り、ロードマップ、等としてまとめる。

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