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生成AI実装技術研究会

研究会設置の趣旨

2012年,機械学習アルゴリズムのひとつであるDeep Learningが画像認識の分野において大きな成果を上げて以来,人の知的活動を支援するために,さまざまな分野でDeep Learningの応用が行われてきた.2022年には,ChatGPTを始めとする生成AIが実用化の方向に進み,これまでにない応用と性能が広く得られつつある.ChatGPTが基礎とする大規模言語モデル(LLM)は,現在,データの増大と計算パワーの増大に対して性能の上限が見られず,リソースをかければかけるだけの性能が得られつつある.この意味で,世界の半導体産業は生成AI関連の製品を支える方向に急激に舵を切りつつある.同時にLLMは,認識と生成においても対象を説明するキャプションによる推論としての役割も果たし,認識と生成の精度を大幅に向上させている.このような状況のもと,エレクトロニクス実装の分野でも,ハードウェアの設計,製造,材料設計,シミュレーションにおいて生成AIを適切に活用することで,一段と大きな進歩が期待できる.

本研究会は,過去8年間継続してきたインテリジェント実装技術をもとに,生成AIを活用するための技術と,生成AIが牽引するエレクトロニクス関連産業へのニーズを調査し,今後の日本のエレクトロニクス産業において,何を創るか,どのように造るか,について優位性を確立するために,関連研究および関連技術の発展に寄与することを目的とする.

活動内容(2017年4月設置, 2025年4月名称変更)

1) エレクトロニクス実装学会の会員を主対象とした公開研究会等を年2回程度開催する。
2) 人の高度知的活動を支えるためのハードウェア、ソフトウェア技術に関して、関連研究団体や関連企業と協力して調査研究活動を行い、生成AI実装技術の方向性を探り、ロードマップ、等としてまとめる。

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