【研究会設置の趣旨】
携帯端末に代表されるマルチメディア機器の急速な小型化・高密度化、低コスト化はエレクトロニクス実装技術の革新なくしては実現できないのは明白である。さらに省資源、省エネルギー、環境に対する配慮をふまえた製品が求められている中で製造技術の飛躍的革新が要求されている。本研究会の前身であるはマイクロファブリケーション研究会では、このようなエレクトロニクス実装技術への要求を満たす製造技術上の要素技術をそのキーテクノロジーとして捉え、マザーボードやインターポーザの製造要素技術及びこれを使用した新しい配線板製造技術の研究を実施した。
さらにナノテクノロジーをも視野に入れ,微細加工技術のより一層の革新に向けた研究の場を提供し,新技術の開発・普及,関連産業の活性化に寄与することを目的に、本マイクロ・ナノファブリケーション研究会を設置した。
【活動計画】
- エレクトロニクス実装学会会員を主対象とした公開研究会を年間3回程度開催し、新技術を紹介するとともに製造技術の革新に結びつくマイクロ・ナノファブリケーション技術の方向性・将来像を探る。
- 先進製造技術に関する調査、関係研究機関・企業等の見学・討論などにより構成員相互のレベルアップを図る。
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