部品内蔵技術委員会

【趣旨】
 いまや世界の電子業界を牽引するモバイル機器、そこにニーズされるエレクトロニス技術には軽薄短小に加え多機能化が急速に進んでおり、その機能要求も1年単位でめまぐるしく変化するため、システムのワンチップ化が難しくSIP化や部品内蔵化での対応要求が増して行く事が予測されている。本研究会の前身であるビルドアップ配線板研究会のワーキンググループであるEPADsプロジェクトでは次世代実装技術としての部品内蔵配線板技術の評価・普及を目的に本年より活動を開始した。この活動を引き継ぎ、更に活動を強化する事を目的に、本研究会では受動素子内蔵技術に加え、急速に開発・採用が進んでいるプリント配線板への能動素子内蔵技術を中心に更にMEMS・光デバイス等の次世代部品の内蔵化技術に対し、その共有できる技術的課題・問題点等の抽出整理及び構造や用語を含めた技術標準及びロードマップの作成を行い、国内規格への提案及び認知・普及活動を通し、電機・電子業界発展に寄与すべく広く活動することを目的に、本EPADs研究会を設置した。

【本年度活動計画】

  1. アクティブ・パッシブ素子を含め現在発表されている部品内蔵基板技術(埋め込み・膜形成)及び規格の調査整理。
  2. 各種アクティブ・パッシブ素子内蔵技術における共通問題点の調 査整理(ビジネスモデル・保証・設計・検査・各種シミュレーショ ン/CAD・他)。
  3. 世界に先んじてアクティブ素子内蔵技術の規格化を行うステップとして技術標準作成を行う(アクティブ、パッシブ、他を包含)。
  4. 認知度の低いアクティブ素子内蔵技術の評価サンプルを作製し、この信頼性評価を行う事で可能性と課題を明らかにする。
  5. エレクトロニクス実装学会会員を主対象とした公開研究会を年間3回程度開催し、活動報告と共に新技術を紹介する事で本部品内蔵 技術の革新に結びつく技術の方向性・将来像を探る。
  6. 本技術に関連する調査、関係研究機関・企業等の見学・討論・連携などにより構成員相互のレベルアップを図る。

【連絡先】
委員長:小岩 一郎
関東学院大学 工学部 物質生命科学科 教授
副委員長:見山 克己
創生工学部 機械システム工学科 准教授
副委員長:猪川 幸司
日本シイエムケイ株式会社
E-mail: :koji_ikawa@cmk.co.jp

公開研究会等の開催案内

部品内蔵技術委員会
2012年 7月 5日開催 2012年 9月 7日開催 2012年 11月 22日開催
2013年 2月 14日開催 2013年 7月 9日開催 2013年 9月 27日開催
2013年 11月 28日開催 2014年 2月 14日開催 2014年 7月 10日開催
2014年 9月 19日開催 2014年 11月 21日開催 2015年 2月 13日開催
2015年 7月 17日開催 2015年 9月 17日開催 2015年 11月 27日開催
2016年 2月 1日開催 2016年 7月 1日開催 2016年 9月 30日開催
2016年11月28日開催 2017年01月30日開催
ロードマップWG
2015年 7月 30日開催 2016年10月 12日開催
EDA-WG
2016年12月14日開催
EPADs研究会
2007年10月26日開催 2008年 2月22日開催 2008年 7月16日開催
2008年11月11日開催 2009年 2月16日開催 2009年 6月30日開催
2009年 9月 3日開催 2009年11月25日開催 2010年 2月25日開催
2010年 7月 2日開催 2010年 9月 3日開催 2010年11月15日開催
2011年 2月14日開催 2011年 6月29日開催 2011年 9月14日開催
2011年11月24日開催 2012年2月23日開催 2012年9月7日開催
ビルドアップ配線板研究会
2001年 9月28日開催 2002年11月19日開催 2003年 2月14日開催
2003年 7月24日開催 2004年 1月15日開催 2004年11月15日開催
2005年 1月25日開催 2005年 9月26日開催 2005年 12月6日開催
2006年 2月13日開催 2006年 10月11日開催  

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